いよいよ冬が近づいてきた北アルプスの玄関口「上高地」に散歩に行ってきました。
いつもは車で扇沢まで行って、そこからバスで上高地入りするのですが、今回は公共交通機関を利用して行ってみました。
出発は「松本駅」
普段、松本に遊びに来るときは車を利用するのですが、今回は諸事情で車を使えなかったので、特急「あずさ」で松本にやってきました。
一度、駅の改札を出て、宿泊予定のホテルへチェックインして荷物を置いたら、直ちに駅に逆戻りです。
この日はとても良い天気でしたので、上高地の天気も期待大です!!
旅の出発地点を記録しようと「松本駅」の写真を撮ってみました。
普段、松本駅前にはよく来るのですが、こうマジマジと駅舎を眺めたことはありませんでした。
駅の改札を入ったら、一番端っこのホームへ。
松本駅から上高地へ行くためには、アルピコ交通が運用している「上高地線」を利用します。
4名で行動するなら「全てタクシー」という選択肢もありますが、今回は一人旅なので電車とバスを利用します。
これが、上高地線の車両です。
萌え系のラッピングがされています。賛否分かれるところですが、私的には特にどっちでも良いです。
上高地線に揺られること約30分、終点に新島々駅に到着します。
上高地線は単線なので車両数は少ないのです。
新島々駅には2つの車両があり、左側の車両は「松本山雅」のプレートが掲げてありました。
今年、松本山雅はJ2で頑張っていますが、成績はよろしく無いようです。
新島々駅で乗り換え
上高地線の終着駅、新島々駅の改札を出て、バスに乗り換えます。
駅とバスターミナルは併設されているので、乗り換えは簡単です。
しかも同じアルピコ交通が運営していますので、乗り継ぎもスムーズで待ち時間も短めです。
バスのチケットはここで購入することもできますが、今回は松本駅で「電車+バス」の割引チケットを購入しました。
上高地までのバスは新型車両っぽく、キレイなバスでした。
新島々駅まで乗車するお客はだいたい上高地まで行く人達なのです。
上高地周辺を散策する「軽装」な人もいれば、穂高・槍を目指す「重装で大きなザックを担いでいる」人もいます。
この季節、穂高は完全な「冬」ですので、装備も多くなります。
やはり、車両は新し目だったようで、座席にコンセントが備え付けてありました。
今の時代、座席にコンセントがあるととても助かります。
少しの時間でもスマートフォンの充電をしておけば、行動する際に安心できます。
特に上高地のような充電する場所が少ない(無い?)ところに出かける場合は、こういった充電の場があると嬉しいです。
新島々バスターミナルを出発して、上高地までは約1時間の工程です。
バスターミナルを出発するときは、バスの乗車率は50%くらいでゆったりできます。
しかし、途中の「沢渡」で大勢のお客が乗車してきます。
沢渡は車で上高地に向かう人達の駐車場になります。
上高地は車の乗り入れが制限されている地区でして、車で行くには「許可証」が必要になります。
ですので、一般の人達が車で上高地に行く場合、ここ「沢渡」まで車でやって来て、駐車場に車を停めて、その後はバスで上高地入りします。
沢渡は、上高地の最寄りの駐車場なのです。
沢渡からは、通路の補助席も使ってお客を乗せますので、バスの乗車率は「120%」になります。
沢渡から上高地までは約30分なので、乗車率が上がってもそれほど苦ではありません。
沢渡からバスに揺られること30分、下の写真のような「絶景」に辿り着きます。
「穂高連峰」です。
手前の池は焼岳の噴火で梓川が堰き止められてできた「大正池」です。
青空、雪、紅葉の三段の景色が楽しめます!!
まとめ
今回は、松本駅から電車+バスで上高地までやって来ました。
普段は車で沢渡まで来て、沢渡からは「バス or タクシー」を使うのですが、電車でゆっくり旅も良いものです。
しかも思っていたほど時間もかからず上高地まで来ることができます。
2時間弱で来れます、車+バスと大差ありませんでした。
上高地には何度も遊びに来ていますが「電車+バス」はなかなか快適で新しい発見でした。