バイオリンを習い始めて約5年、肩当てが壊れてしまいました。
初心者なので安めの肩当てを使っていたのですが、そこそこ使い勝手も良く、体に馴染んで、お気に入りの肩当てでした。
しかし、経年劣化なのか、使い方が悪かったのか、バイオリン本体と接続する部分が壊れてしまい、肩当てとしての機能を果たさなくなりました。
まぁ、5年間も使用したので、そろそろ替え時と思っていましたので、これをキッカケに新しい肩当てを購入しました。
今まで使用していた肩当て
これが今まで使用していた肩当てです。
肩当てでは超有名なカナダの「KUN」です。
下の写真の通り、肩当てとバイオリン本体を接続する部品が壊れてしまい、グニャグニャしています。
このままでは、体とバイオリンがしっかりと固定されず、演奏中、常にバイオリンが不安定な状態になるので、とても危険です。
肩当ての素材は?
まずは肩当ての素材を何にするか、ですが・・・
選択肢は、木製かカーボン製か、に絞られると思います。
木製
音の響きを重視するなら、やっぱり「木製」でしょう。
しかも、バイオリンの素材と同じメープル(かえで)の肩当てが良いと言われています。
木製の肩当ては見た目も高級感があるのでカッコ良いです。
ただし、ある方の話によると、木製の肩当ては破損する場合があるそうです。肩当てが破損するだけなら良いのですが、破損して肩当てがバイオリン本体を傷つけることがあるそうです。
バイオリン表面をかるく傷つけるくらいなら良いのですが、最悪の場合、バイオリン本体に刺さることもあるそうです。
そのような状況を目の当たりにしたことが無いので、本当のことかどうかは定かではありませんが、そんな話を聞かされると、木製の肩当てを購入することを躊躇してしまいます。
カーボン製
肩当ての破損の心配が無いのが、カーボン製の肩当てです。
カーボン・ファイバーで出来ているので、とても丈夫です。
しかも、とても軽いんです。
音の響きに関しては木製の肩当てに劣るようですが、そもそも私はバイオリン初心者ですので、肩当てが変わったくらいで演奏に変化があらわれるとは考えにくいです。
そこまで上級者ではありませんので・・・
なので、今回購入する肩当ては「カーボン製」にすることにしました。
肩当てのメーカー
バイオリンの肩当てには、どんなメーカーがあるのか・・・
KUN(クン)
肩当で最も定番である、カナダのメーカー「KUN」です。
私が今まで使用していた肩当てのメーカーです。
初心者(入門者)は、だいたいこのメーカーのプラスチック製の肩当てを使用するようです。
私もどのような肩当てが良いのか分かりませんでしたので、バイオリンの先生が進めたKUN(クン)のプラスチック製の肩当てで練習を始めました。
先ほども書きましたが、そもそも初心者でしたので、肩当ての良し悪しも分からないまま使い続けて、5年が経ちました。
KUN(クン)の上級者向けの肩当ては、木製、カーボン製、どちらも取り揃えていますので、特に悩む事なく、好きな肩当てを選ぶことができます。
PEDI
カーボンとチタン合金を採用している肩当です。
素材も新しいですが、肩当ての形状も人間工学に基づいたものになっていて、フィット感が向上しているようです。
音の伝達にも優れていて、はっきりとした明るい音色が出せるようです。
なんと言っても、軽いのが良いかもしれません。
KUNのカーボン製肩当て「Voce」にしました
カーボン製の肩当ては、いろいろなメーカーから売り出されていて、とても迷いましたが、KUNのカーボンファイバー素材でできた肩当てにしました。
理由は、今まで使用していた肩当てと同じメーカーであるということ。
あと、脚幅は、スライドタイプで微調整が可能なので、細かく設定できること。音響効果の高さは木製レベルで、その上プラスチックの軽さも実現していること。
などが選定の理由です。
あとは細かいところですが、収納の時に接続部分が折りたためるのも気に入っていて、購入を決めた理由です。
これが折りたたむ前の写真。
これを折りたたむとこうなります(下の写真)
結局、様々な肩当のいいところを詰め込んだ高品質な肩当てなので、KUNのカーボン製肩当て「Voce」に決めました。